12月
12月3日
おやまちゃんがインスタに書いていたエッセイをよんだ。勝手なアンサー書いた。キッチンでタバコバカスカ吸って立ち尽くしたまま書いた…
12月7日
寝起きからメールを返す。最近一日に書いてるメッセージやメールの量えぐい。なんかほんとこんなんあんま意味ない気がする。適当でいいよーまじで。チャットGPTのおかげで意見の取りまとめとか、報告書とか、どうでもいいところに労力割かないでいいので、一日のうちに使えるクリエイティブパワーを温存することができて大変便利。
役割が定まらない仕事は全然やり方わからない、し、やらなくても良いことなんだろうなと判断してやりたいことや誰もやっていないところから手をつけている。いいのか?これで…
12月8日
阿佐ヶ谷mogmogでパフォーマンス
知らない歌パレスチナのポップス(演歌みたいな)を聴きながら、それにあわせて歌ったりコーラスしてみたりした。何かに沿ってゆく。みる人によっては失礼だとおもわれるかもしれない。でも私のパレスチナの文化への関わりはこのようなかんじなんだ。Just Listen to the Music, but Sometimes Sing Along。いつ思いついたのと聞かれて2.3日前と言ったけど実際には前日。その前は普通にDJの準備してた。久しぶりに人前でパフォーマンス。パフォーマンス作品は1ヶ月くらい緊張し続けて、始まってしまえばそこから終わりまでで作品が完成する。人前で本番中に実験できる(つか本番を実験の機会としてつかう)のは天性の肝っ玉なのかもしれないけどめっちゃ緊張するしおわってからも辛い。だが後腐れない。行動だけがライブアートだ。
12月13日
1ヶ月のうち、どうやら4日間くらい鬱になるな。人と話すのは大丈夫だが、自分のために何もかもやる気すら起きない。そのあと元気が湧いてきて大掃除する羽目になる。模様替え。引越しで開けてない箱をやっと全部(本当に全部)あけた。
12月14日
わい、ちゃんと仕事回せるように絶対になるからみんなのびのびと抗議活動や抵抗運動やって大丈夫。抗議活動して仕事が来なくなったなんてことには絶対にさせない 。がんばってこう、いい作品作ろう、いい世界にしよう!そういう気分。。
駒場にて、生活工房の「対話の効能――〈わたし〉と〈あなた〉のあわい」Vol.2に参加。キャンパスの門のところにちょぼちょぼと立て看板が立ててある。大学の立て看文化には、折に触れて憧れなおしてしまう。いつか京大も見に行ってみたい。すべての表現が直接的に政治的、あるいは勧誘的だと全てがうまくいかないよな、自由な領分の最大限の確保のために連帯する必要があるな(というのは日記に書きながら思っているだけで、立て看板に対峙しているときにはこの勉強会は私も参加していいのかな?32歳だが…まあ邪魔になるのも嫌だしやめとくか、とか自分との距離を測っているだけ)。
小松原織香さん「修復的正義」講義から、田中圭子さん「トランスフォーマティブ・メディエーション」レクチャー&ワークショップ。修復的司法の講座を受けながら、住友文彦さんのことを考えていた。修復的司法というのは、応報的司法、正義(その人に相応するものをその人に帰属させることが正義であり、その人の当然の取り分をその人に与えるという「分配の正義」、またその人のなしたことに対して当然の報いを受けるという「応報の正義」といった第三者が認定して処罰量刑を決定する考え方)では解決できない問題への対処から成り立っている。
「犯罪を、国家が定めた法に違反する行為ととらえたうえで、国家が被告人を処罰するための手続きと認めたうえで、その犯罪を地域社会に起きた害悪ととらえ、被害者、加害者、それぞれの家族、地域の人々が直接的に関与して、その害悪を修復しようとするもの」(NPO法人「対話の会」websiteより)
かなり外野だけど、少し関わってからずっと、住友問題を時々思い出す(外野すぎてこうして考えたり、意見をしたりしかできない)。ひとりの責任に収まりきらないことが起きたのだから協力すべきだろうと、大学とか、周りの人に対しておもう。収蔵されている美術作品は市民の共有の財産でもあるのだから前橋市の人くらいは積極的にみんなで協力するべきだし、とか。まともな意見と対応をしていたのははたから見ると当時の副館長以外いなかったのではないかと見える。にもかかわらず、住友さんは全ての人間を敵味方のいずれかに収まる対立関係に篩にかけて話題をすり替えてしまうから、いっこうに問題について話すことができない。さっさと認めて誤って気持ちよく新しいプロジェクトやった方がよくないか?何十年も疑惑でベタついたままの生なんてありえなくない…。すでに起きてしまった問題の問題化を認めないのは本当にまずいことだよ。。それで、事に対して意見しているだけなのに、あんなふうにクレーマーのように大学から名指しで扱われて、すごく辛い。多分そのトラウマみたいなかんじだよ、思い出してしまうのは。知らない人から匿名で暴露系のメールが来たりして怖かった(というか不気味だった)し。あれはどうしたらよかったのか。住友さんのとこで起きるべきざわつきを肩代わりしたみたいだった。まるで私が悪いことしたみたい。ケアとか流行ってるわりに、つか住友さんなんてそれ系の仕事もされているのだから周りに専門家も多いだろうに、権力保持の方向にしか対応されていないのは、とても変だとおもう。
12月17日
アトリエのこどもたちと遠足。これはもう本当にオンゴーイングコレクティブとかは関係なく普通にやる方が楽しくできそうだな。なんやかんやたくさん関わってきたが、もうコレクティブからは抜けようかな。
子どもたちみんなといつまで会い続けるんだろうな。いつまでも覚えている一言になってしまうかもとおもうと、なんかの説明の仕方にいちいちめっちゃビビる。緊張感があるというのはクリエイティブチャンス。
12月19日
CSLABで何かやるという際のゲストによるSNS広報は、「造形大のCSLAB」ではなくて「CSLAB(東京造形大学)」と書いて欲しいと働いてる時は結構厳しめにいろんな人に突っ込んでいたなというのを、fbの投稿を見ておもいだした。ゲストにとっては大学での仕事ということが明らかになったほうがいいのだろうけど、、いろんなところでCSLABの話をしてシャバから気配を消さないのは大事、。対外的な説明のためとなると重要なところを飛ばしがちだがなるべくようならないように。私もそうしてしまう時があるかもで本当にごめんなさい。
エリトリアのことを初めてググった。ほんと恥ずべきことなのだろうけども、アフリカ大陸のことを全然知らない。パレスチナを入り口にして、エジプトからアフリカ大陸の地図を見る。
アーティストイニシアチブアライアンス構想の参考にと、谷川雁のことも調べた。――1961年、吉本隆明、村上一郎と思想・文学・運動の雑誌「試行」を創刊したが、8号を最後に脱退(「試行」はその後、吉本の単独編集となる)。評論集「戦闘への招待」を発表。1962年に、松田政男、山口健二、川仁宏らが自立学校を企画し、吉本隆明、埴谷雄高、黒田寛一らとともに講師となった。1963年、評論集「影の越境をめぐって」を刊行。大正鉱業退職者同盟を組織して退職金闘争を展開。1964年12月の大正鉱業の閉山時に、森崎和江と対立して離別。とのこと。
12月21日
「加担」と、加えて「加担させられている」という考え方、言い方にモヤる。たとえばBDSのボイコットではそれぞれが直接イスラエルを批判して間接的なアプローチを行っているのに、加担させられている、やれることを少しずつ、などの言い方によって批判する心と行動が縮小する感じがある。それが嫌だ。少しとかじゃないよー。まじ全身全霊のFAX送信やボイコットだよー!
12月22日
おやまちゃんの展示へ。今月は本当にお山ちゃんによく会う。阿佐ヶ谷・コンコ堂。いい本屋さんだった。佐川ちかの詩集を買った。本を見つける決定的瞬間のための所作を店も私も持っていて、適切に届くというあの〈古本屋で本を見つける時の振る舞いの感じ〉を再認識する。本屋で展示される絵を探すのにはそういう効能があった。
クフィーヤをどうしてこう描いたのかと描いた本人に聞いても仕方ないことだ。世界がそうだからとしか言いようがない。絵がそう見えるのも、それを知っているからだ。抽象画を描くひとが情報発信をしながら絵をみせるのは、同じ目で絵を見れるようにするということなのだ。
12月23日
SOUDANの忘年会。ゆっくり話せて楽しかった。辛い時にこそやりたい。
12月24日
パラダイスエアの忘年会。翌朝挙動が恥ずかしくなったが恥はかき捨てという言葉に救われる。
12月25日
「誘われないのは違うよね!?断るけど」という話。私はなかなか断れない。
12月26日
なぜか下北沢へ古着を見に行く。試着めんどくさい。買わず。服がボロいという意識が無い(気に入っているかどうかしかない)。新しいと思っていた服なのに、余裕で5年前や3年前の服だ。
12月27日
髪がボサボサすぎる。前髪を伸ばしてから髪を切るタイミングがわからなくなった。飲み会の会計を数えていたらヤクザ事務所みたいになっていたようで、その写真を撮ってもらった。
12月28日
締め切りが先週。緊張して全然だめだ。発表することに向いていない。ひとまず作業場と生活部を分けた。
12月29日
うらさんひとに興味なくてひどい時ある、と言われたのを思い出した。かなりたしかにそうなのかもしれない。今年はなぜかほとんど知らない人から重要な事を相談されることが多く、私は相談者だけの味方というよりはずっと第三者のまま、ただ聞いて知り合っていくような付き合い方をしていた。
12月30日
妹が泊まりに来た。自分がその気持ちじゃない時に、他人がだらだらしているのを見ることに耐えられない。
12月31日
料理バトル開幕。餃子を100こ作ったが完敗。桃鉄できなかった。生まれて初めて紅白をちゃんと観た。音楽が人類史上ずっとエンタメなのすごい。令和ロマンのちいかわの漫才が好きすぎて思い出し笑いをしてしまう。わたしのリラックスってこういう感じなのか?なんか違う気がする、、なにもやり切ってないので焦る。