2024/05/06
父方は7人だか8人だか9人だかの多兄弟で、父は双子の末っ子である。祖母の身体を想像する。父の生家は火事で焼けてしまい、祖母はその火事とは別の時に死んで久しい。母方の曾祖母も同じく多産家族の母親であり、7人産んでいる。末っ子が七郎という名なので明快である。曾祖母、彼女は98歳で20年前に死んだ。この2人の女だけでおよそ15人もの子を産んでる記録があることがなんだか恐ろしい。その孫、ひ孫として私が生きてるのだと思うと途方もない気分になる。
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何にもならなさすぎる時間を過ごし、失敗とかもしよう。失敗できる関係も場所もそう多くはないし、信用して甘えていこう。大体うまくいかないのは、スケジュールのプレッシャーだし。とりあえずなんかして、あきて、やってみたけど何にもならないかー、別のことしよーでも今日は寝よーとかっていうのが、ちゃんと過ごすということだ。それをなんかもうちょい取り回しのきく言葉に置き直して、展覧会のタイトルをつけたい。
日記がよくないんじゃないかというの、最近2人から言われた。そうなのかもしれない。書くことでちっさい穴をほじくり回して穴を広げてるんじゃないかというのと、フィードバックが強すぎてその中で完結するので作品にならないという2つの言い方によって。ぐうの音も出ない。
言葉が言葉をつれてくる何か書く魔力みたいなものに取り憑かれてしまって、言葉が私を作り替えている(漢字は、替えて変えて、どっちだ。まあどちらでも構わない。convertの感じ。差し込んで別のものが出てくる。私が文自体になっていく。日記はそういうものか。怖いな)。日記を毒牙で刺し殺す、ハリーポッターの個人的な名シーン。
ああソンタグと友達になりたかった。ソンタグと恋バナしたいわ。いや、しているか、すでに。