投稿

10月, 2017の投稿を表示しています

幻の絵と建築

イメージ
・腕、髪、目、いつまでも水を吸い込む海で拾ってきた石みたいな色をしていたんだね。薄く開かれた指を縁取る線が太く黒くて、そこに突如現れた色面が本当に美しい灰色だから、絵の中に指が出てきてよかったなーと、わたしは思ったよ。しかし、これは 見たことがない絵の話です。ちょっとピカソみたいなかんじもする。 ・テニスコートのような家がよく夢に出てくる。窓の形が個性的で、白く冷たい壁をしていて、玄関先は深緑の色のペンキで塗られたコンクリートが敷いてあるのだ。そこは登場するわたしは黒人の少女で、細い足をしていて、品のいい革靴を履いている。テニスコートも夢の中のわたしも、白がほんとうによく似合うんだ。 前に見た夢のことを寝る前にこうして書くのは初めてだと思う。夢のことを思い出して書き留めるのは、いつも昼間か、不眠で明かした朝方だ。