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2021.5.30

タイトルを考えようとすると何かまとめないと、と思ってしまうのでタイトルは日付を書くようにしようと思う。名付けによって面倒が起こるのは毎度のことで、やっていることに深く根ざした興味に引きつられての名付け行為と名前だとしても、他者には全く伝わらなかったりする。なんと名乗ればいいのかなんてことはどうだっていいことで、それなら今日の日付でも書いておけばいいのかもしれない。とはいえ私の名前は――法的にも――変数であって、それを強いられることもしばしば、生まれた時の名でいることの方を選べない人生だってある。 (人の名前だけが書かれた紙束に、人が生まれれば紙を追加し死ねば紙を抜き取るというような仕事を想像する。生者の紙束と死者の紙束が巨大な倉庫に並んでいる。それに近い仕事が大学やら銀行やら市役所やら病院やらにそれぞれ存在するなんて奇妙だ。) 名前や肩書きなんかは社会的な場面で必要になることばかりでややこしければ説明に手間取って重要な話に入っていけない場面が訪れることもあるはずで、そういう時には通りの悪さを感じるだろうが、その面倒さを天秤にかけても説明し難いということがまさに重要ならば、むしろ進んで変数的に振る舞うべきだし、面倒が起きた時にもワハハまんまと翻弄されたなと楽しんでいい。それはとても野蛮な行為であって、私には良いアーティストとは野蛮な行為者であると思えて仕方ない。今日はそういう日だった。最初にはああ書いたが、やっぱりあとで辿りやすいように日付の後にタイトルを入れた方がいいような気がする(けど入れない)。 (未来と過去の自分へのアドバイス:短命さばかりを慈しむなんて何様?)

これより上は日記のようなもの

 日記のようなものを始めようと思います。