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2022/08/01

 CSLABはオープンな学びの広場として起きそうな可能性含めたできごとの観測、掬い上げ、振り返りを常にやる、そのためのスタッフ。それが主な仕事なのかもしれない。やることに特化した人と、記録することに特化した人の二人体制が理想的なのかもしれない。使う人にとってはそこでいろいろやることが目的であって、それを記録しアーカイブすること自体副次的だけど、ラボにとってはアーカイブも財産だし、アーカイブがCSLABの輪郭を作っている。「何をしたか」の蓄積。その記録技術は人が入れ替わりながら歴代の管理人によって研鑽されている。ムードは管理人ごとに違うし、できることもばらつきがあるけど記録だけはなんとかやってきた。でもすごく普通な、まとめ上げると無理があるような部分について誰も扱えない。手を入れ難い不可処分な領域。たとえば、目に見えるものだと机に書かれたアイデアのメモとか、誰が書いたのかわからないドローイングとか。普通なところで普通に起こってることが面白いんだけど、それはまあ想像だけで補完するような形でいいのだろうか。70年代のNYとか、色んな記録がバッチリ残ってるわけではないけどわかることもある。