2024/02/27

緩和ケアのドクターの話を聞いた。そうなんですか、なんでそう思うんだろうね、というふうに患者さんの話を聞くということを言っていた。入院患者を診療しに行く方が合う先生もいれば、お家へ訪問する方が合う先生もいるそう。お家は情報に満ちているのでケアのルールが変わる感覚があると言ってたのが印象深かった。病院に来てもらう方がその先生はいいそう。ホスピスにいそうな患者を求めるという問題があるとも言っていた。美術館に来てもらう。平均的な鑑賞者をやはり求めてしまう問題はある。はみだすものなのだけど。参加型の作品、対話を含む作品。パフォーマンスが出てゆく。建物を作り替える。(同じ話ではないにしても、似た悩みがあるとおもった)。死の瞬間がそのひとの本質でないにしても。生をどう考えることができるのか。日にちが続くということ…続かないということがネガティヴだというのは、違うとも思うし、そうだとも思う。この重ね合わせの状態。パレスチナのひとたち。弔うってどうしたらいいのか。なんでも、生きてる人のためにやるものだという感じはしないのだけど。展覧会。