2021/10/23

学生の作った授業の中でプロフ帳に答える機会があり、「タイムマシンが使えたらどうする?」という項目に未来の展覧会を見てくると回答した。もし先生になったら「10年(もしくは30年)先の未来の美術作品」という課題をやろうと思った。攻殻機動隊のTVアニメを見返しているからかもしれない。物語の中で未来をシミュレーションするのを拾いながら拡張するのが楽しい。ボクシングのチャンピオンの話では、メダルにパラリンピックと書いてあり、2002年当時のことは調べていないが今年のパラリンピックで少しだけ見たパラ競技はスポーツ概念とルールの入れ替えが起こっていたように思う(eスポーツがオリンピック競技になるか?!というのは茶番ではないか?eスポーツはeスポーツでeんじゃないのか)。パフォーマンスをやる人を集めて身体ベースに未来をシミュレーションしたい。そういう遊びに付き合ってくれる人が何人もいるといい。しかしとにかく今は個展のこと…個展では「パフォーマンスの化石」というアイデアを金沢に持っていこうと思っているけどうまくいくのだろうか。これも未来のことを考える中で、今がどんどんと遠くなってゆくことへの焦りと憧れから出てきたアイデアだが、そんなことを考えていても締め切りには追われるし、時間とか約束というのが本当にぐちゃぐちゃになって迫ってきて困る。そういう絡まった紐みたいなエントロピーみたいなのはいいかげん、アプリでどうにか整理できるといいんだけど。