2021/10/24

すごく大事にしている要素が伝わらないとか、これまで学んで来たことが反映されていない作品を見てコメントするとき、そんなに重要だと考えて作品まで作っているのに目の前に現れていないで作品からのレスポンスがない状態でい続けるなんて寂しくないんかみたいな感情移入しすぎ系コメントといまこの作品はこう見えるということをどちらもいうようにしている。というのを休日なのに思い出した。なんでだ・・?まあいいや。

今日は休日なのに早起き(と言っても9時だけど)して、早起きついでに時計を見ながら行動するようにしてみた。即興状態で過ごす休日はたえず混乱して自分のムードにやられてしまうが、今日はリズムがあってやりやすかった。案外こういう風にしたほうがいいのかもしれない(本当に意外だけどそうなのかもしれない)。掃除とかをたくさんして制作環境を整えて服を買ったりスピーカーを買ったりした。スタジオを持とうかな、何処かへ行かないと頭が切り替わらなくて困る・・・といううだうだいうのがかなり現実的になってきた。個展が落ち着いたら物件を探そうかなあ。なんか自立とか自律とかそういう要素のある日だったかもしれない。

9時起きる、10時着替える、11時ご飯食べる、12時掃除する、15時出かける、16時縄文の村、18時帰宅する、19時夜ご飯、20時制作する、24時今。

縄文の村へ(入り口にeMacというめちゃ古いPCモニターが置いてあり、それに勾玉のこととかが上映されている。オールドデバイスたち。。。)。土器や土偶を見る間、ずっと糖分が足りていないのを感じていた。土偶の腕の短さや模様のつき具合を見て当時の粘土の水分量を想像して粘土の仕方をトレースするのを気づいたらやっていて日々の粘土効果?とにかく驚いた。(石に言葉を一字ずつ書いて積み、骨と一緒に埋葬すると徳を来世に持ち越すことができる(?)システム!参考にしよ)。竪穴式住居のレプリカの中で火が焚かれていて、死産した赤ん坊の遺骨とかは住居の入り口のところに埋めていたと解説に書いてあった。夕方の林の薄暗さに小さな火があり、そんな昔の死産した赤ちゃんの遺骨と魂の気配がレプリカの住居の入り口の踏み固められたささやかな土の凹凸に捏造される。駅の地図に鳩が止まっていて、その向こうに時計が見えた。視線の角度を鳩から時計へと少しだけずらし時間を確認する。鳩が急に首だけ振り返ってどこを見てるのかわからない感じで静止する。自分の視線のずらした感じが鳩の振り向きに重なって、静止する間なんとなく同期しているみたいに鳩との気まずいような感じ。