2024/01/12



 いけがみちゃん、齋藤君と柴又を散歩。舟に乗りたかったんだけど休みだった。非常に残念だった。書いてたらまた舟に乗りたくなってきた。願いが叶わなかった残念な気持ちを埋めるべく、この間素晴らしかった水元公園へ二人を連れて行った。思ったよりも遠く、齋藤君は休みたがっているようだったし池上ちゃんもそれを気遣っていたのだが、暗くなると寒くて鳥とかも見えなくなって最終的にかなり辛い気持ちになるので早めに歩いてもらった。あまり自分以外の人をそういうふうに無理させることってしないけど、何か確信がある時は(制作追い込みの時とか)無理を押す。無理じゃなく、ただらだらする余白を切るだけとも言えるかも。あまり寄り道せずに動く… 



日記本の話をした。私小説と日記は近しいけれど、実際のことを煙に巻く術が異なるのかもしれない。私小説は、おそらく日記の極大した姿を書けるのだろうと思うのは、それが物語だからだろうか。友達と無言で散歩する漫画を描いてみたい(はやく下校する小学生の漫画を完成させたい)。

ドラマのように自分が話したり振り向いたりする動きのひとつひとつに編集や構成が乗り移ってカメラを持った人から振り向かれるように喋るように感じる。シーンとして、場所と状況を言葉や挙動でなぞるというか。子どもの頃はずっとごっこ遊びを連続させていた気がする。

カラオケに行って、木村カエラをたくさん歌った。木村カエラはただの読者モデルと思われているけどいい曲が多い。みんなもっと知ってほしい。二人が帰ってからもひとりで朝まで歌い続けた。