2024/01/16

 萌え滾ることでセロトニンを作って幸せに生きていく女たち。植物が光合成するみたいにみずみずしいエナジーが閉じた身体の中で増える。一人きりの家の中で美しいことが起きて、そこには恋もある。光るガラスのビーズがざらざらと溢れる。小さい玉と雫が言葉の端から端へ転がり、ふちで一度留まってから遥か下まで真っ直ぐに落ちる。

歌いながら自転車漕ぐのが楽しいので家に着くまでの時間をゆっくりにする。自転車はいつも家の中に上げていたんだけど持ち上げる時にチェーンの油で服やカバンを汚してしまうので駐輪場を使うことにした。なにが影響してるのかわからない、けれどすごい不安がある。自転車が盗まれていたらどうしようというのもあるけどその分以上に不安だ。冷蔵庫に抱きついて移動させてみた。前に友達が子どもが動画を30分もみるとテンション上がりすぎる時があるといってiPhoneで画像をスライドのように見せていたのにびっくりしたことがある。わたしもその子みたいなところがあるかもしれない(無いかもしれない)。誰か教えて欲しい、座ってばかりだと気分が落ち込みやすいんじゃないの、とか。何にでも因果があるわけではない(あるかもしれない)。あったとして原因のほうを追求するのがいいのか、結果の方を変化させるのがいいのか。状況というのを、多くの人が難なく時間と環境に人間が入り込んでいるその全体的な関係を指すこととして受け取ることができる。受け取れすぎなのではないか?冷蔵庫に抱きついている状況。当事者たる私は受け取りきれないのだけど。