2022/07/07

駅で生花の先生みたいな人が、浴衣を着てお花をたくさん紙袋に入れて歩いていた。複雑なカーブがたくさんついた雲龍の枝とか、名前を忘れてしまったアフリカの巨大な花とかが覗いていた。花がエスカレーターで降っていく。花束みたいに雑貨化されていない状態の切花。生花はアートだから、雑貨ともいえないような、しかし言えるような。ディスプレイされるもの。