2022/07/09

 何か嫌なことが多少あってもそれでやる気が全部無くなっちゃうことはなくて、いつも通りに戻ろうとするときはその嫌なことから抜け出す術を身につけている。

もうあんなやつ死んでしまえと何度も思ったしあんなことしてどうして暗殺されていないんだろうって思ってもいたから、安倍さんのことだけど、だからこそ死んで最悪な気持ちになる。嫌いなやつが死ぬことの悲しさったらない。

でも瞬間的な悲しさだったのかもしれない。もうすっかり元気になって、いつも通りに作品のこととかにシフトしている。晋三の銃殺があって、選挙のすぐあとに始まる「あいトリ」のことを学生とかと話す。

「勝手に測る挟まる抜け出す」のWSはついつい一個一個に時間かけすぎてしまうけどそんなに悪くない。過程は「そんなに悪くない」けど、結局評価がされるのは展示物でのアーカイブ技術だから、それがうまく行くかはわからない。自信がない。身につけたい。わたしははっきりいって、ビジュアルで見せるのが得意じゃない。写真撮るのも文章を書くのもそれなりに好きだけど得意だとは言えないと思う。絵もあまり上手くない。というかそう言う一個一個の技術の話じゃなく、この活動を残すっていうときにどういう術を取るのがいいのか知りたい。他のアーティストたちはうまくやってるとつい思ってしまうけど、それはわたしがまた想像して語ることが好きで得意だからそう思うだけで、別にうまく行ってないのかもしれない。どこで学べるんだろうか。