2023/11/02



出津さん、絵美ちゃんと共に世田美で開催中のこども造形教室の展覧会を見た。油絵の具は、この世界でもっとも美しく調合された色がチューブに詰まっているのだと確信した。子どもたちが描いた油絵の自画像がとんでもなく素晴らしい。週末からコレクティブの造形教室が始まる。もしも子どもたちが「うまくいかない」と言い始めたとしても、クレーやピカソやデクーニングらがものすごい試行を(試行がそのまま偉業なのだ)いつでも示してくれる。納得してくれるかはさておき、目指すべきうまい絵というのは無いのだと証明する(?)、膨大な実践がある。世界に芸術があってよかったな。

美術館の地下の工房を案内してもらう。登録者たちは、美術館にきて展示を見てその足で地下におりて銅版画や木彫まだできるような工房で制作に入ることができるのだ。なんてことだ!すごすぎる。出津さんは自転車で、わたしはバスに乗って帰った。

そのあと「にっ友(日記を書いているので身近に感じられる友達)」川上君と会う。ラボで働いてる時の日記にはよく登場してもらった。川上君がいるとなんだかポンポコ弾けて増えるように面白いことを見つけることができる。まず電信柱が一本だけ、ツルツルの砂利でデコられているのを見つけた。黒い玉砂利に白い塗料でひし形の(わたしからしたらキラキラマーク✦)が手書きされている。それからいい坂道を下ったり、いいトイレを案内してもらったりした。アテンドが上手い。2020年に歩きまくったという道をいろいろ教えてもらう。google meetの背景にこの川をみたような気がするなと思った。ある友達の誕生日プレゼントの包み紙を自作しているのを去年も見せてもらったが、今年は切り絵であった。葉っぱが紙に切れ込まれてキラキラして、枝や幹は風が抜けるように細くカットされた木の切り絵ですばらしい。相当秋が好きなんだなと思った。

駅前のいい文房具屋で、小さな本の形のクリスマスオーナメントと忍者のシールを買った。忍者のシールは小山君へのプレゼント。小山君が好きなのは忍者なのであってシールではないから見るだけで満足しそうでもある。前に刃物屋で買った手裏剣は大変に喜んでもらえてそれはそれで面白い。小山君はコロナの後遺症で味が全然わからないようなのだが、それなのに料理を上手につくる。鯖を醤油につけて焼いたり、きのこを葉っぱと炒めたりが美味しい。薄切りのかぼちゃが便利だ。蒸して塩を少し振る。大きな皿にそれらが配置される。