2023/12/06



 今井さんとトーキョードームシティへ。5枚綴りのアトラクション券を買い、お化け屋敷、メリーゴーランドに乗ったあとたこ焼きをテラスで食べてから、ジェットコースター、スパイゲーム、観覧車に乗った。お化け屋敷では今井さんが腰を抜かし、わたしはジェットコースターで泣いた。インスタに載せるつもりで写真を撮ると、端的な写真が撮れる気がする。アーカイブ込みで時間と出来事を見つめる。

色々と近況報告をしあう。今井さんのプロファイリングは的確で、わたしのある側面をすごく捉えてくれる。わたしは人物像を捉えるのが苦手かもしれない。それなりにやってるつもりだけど、どうしても淡白だ。なんでこうなんだろう。おおらかさや優しさとして他人へ伝わってるかもしれないものと、無関心さとが同質に重なり合っている。…というふうに、自分がひどく冷たい人物に感じられる時がある。

観覧車から高層ビルの赤い光が目線の高さに並んで見える瞬間があり、最果タヒの詩にこういう風景のことを書いたものがある、と今井さんに言うと、昔すごい好きだったけど、と今井さんが言った。それからわたしもそうと言った。「死んでしまう系のぼくらに」が大学生の頃に発売されて、こういった危うさに憧れてしまうし、自分の危うさを愛せてしまう、そのような人物でいたいと思ってしまうこの感傷的な心の動きは気持ちのいいものではないなと思ってからはあまり読まなくなってしまった。そのようなわたしたち(今井さんがどうかは知らない)。詩に断片があるとしたら、詩で知る情報のことだろうか。情報や状況がまるごと詩であるとき、言葉が感性だか魂だかの表面をなでる。harassとは猟犬をけしかける声 その鹿がつかれはてて死ぬまで。すごい。