2023/06/09



 あずささんとお茶。新宿高島屋に台湾のお茶が飲める店を見つけたので行ってみるも、高くてちょっと身構える。白いお茶を頼むと、お盆が運ばれてきて、そこには粉のまぶされた細いドライリーフ(つまり茶葉である)が20本程入った茶碗と、お湯を覚ますための小さなポット、ツルツルした5cm四方の木の台にのったちっちゃいお猪口のようなカップ、それと葉っぱを模り葉脈の模様にレリーフの入った平皿にドライフルーツとカボチャの種が二十粒くらいぱらぱらと並べられ、その横に小さな黒糖が添えられていた。なんというおままごと感!アガる。歯よりも小さな種を口の中に入れるとうっすら味を感じる。快感である。小さな黒糖をかじる。素材を食ってる素食な感じがリッチな気分。。

女性っぽい装いをキャンセルしたい時期の話とかした。思うに、わたしは小さな思春期と反抗期を繰り返しながら生きているのだ。やってみたいこととやってみることで自分を作り替えながら、変わるにあたってそれ以前の自分との付き合い方を悩みながら。

お茶屋でみた、小さなものが小さなままでいられる設えに感動したので、帰りに黒糖とシードミックスを買って帰った。旅行後胃が縮んでおやつが少量になったので、食べる量よりも経験の方に焦点があってるのかもしれない。

それから、多摩地区の水質汚染報告があったので、ミネラルウォーターのボトルを買った。このミネラルウォーターも汚染されてるかもしれないが、タバコも吸ってるし、テフロンの禿げたフライパンで料理をしているし、健康被害がどうのとかは今更か。