2022/03/22



 雪。(日記書き始めたとき天気を記録していたのにいつからかやめていたな。なんでやめたんだっけ。やめたときには何か理由をつけていた気がするけど、どうでもいいような判断だったのかもしれない)

関さんからラボに作品が届いた。小さな小包に私と関さんの名前が書いてあって、その周りにいろんなシールとかスタンプとかがおされている。開けると一筆の手紙が入っていて、その下にもう一層黄色い薄い紙で包まれたスカーフが入っていて持ち上げるとパッと畳まれていたのが解けて広がった。尖った角をつまんで持ち、書かれた文字や絵を観る。家について、身を隠したり生活したりする場所であることとかがさまざまなやり方で書かれている。たとえばこの布で何かを包むとか、そういうことが予感されるような感じなのだけど、しかしながらそれ自体が別の袋に入って移動してきたことが不思議だ。すごく軽い素材で、ひょうひょうとした姿でさらりと突然現れ(目の前にありながら、触りながら、尚、突然現れた)た。それでいて、いろんなところを渡って、制度をシールやスタンプとして集めてやってきたことが不思議だと思った。