2021/07/13

 大雨と晴れ。風呂場にちいさなバッタみたいな虫がいて、調べたらミドリヒメヨコバイというらしく、ヒョと跳ねたりして危ないのでコップで捕まえる。体の毛を剃り、手で化粧水をからだに塗る。からだが広い。

大雨で外が水浸しになり、施設管理のひとが葉を避けて水捌けのコントロールをしていた。大雨はおもしろい。何もしなくていいという感じがする。大きな音。閉じ込められたような気持ち。糸のような白い線となった雨粒。景色が大きい。山の向こうのほうまで全部に雨が降っている。なんとなくリチャードセラのようなかんじ。

もう今日はクジラから頭が離れなくて、ホエールウォッチングのこと調べると高知で見れそう。いけるかな?クジラの心臓がどんなふうに動いているのか知りたい、ちょうど通り抜けられそうな太さの大動脈(どこかに標本がある。めちゃみたい)。生きているクジラをみたい。みたことがない。みたことがある人の話を聞きたい。どんな感じなんだろう?部分しか見たことないだろうけど。しっぽとか。しっぽてなに???

小山さんが箱に身体を向かわせる話をしてくれて(もっと聞きたいが、)すごそう。マッピングして動いていく。見たい。見たいものばかりだ。(眞島さんの個展もめっちゃみたいとここのところ毎日思っている)クジラをからだにマッピング試みたとして、みたこともないクジラの身体を想像できるんだろうか。大きさだけを短く置き直す。ほんの1mでもできるか?(どこの1mだ?)その身体のまま、ミドリヒメヨコバイを捕まえて、風呂に入り、毛を剃ったらどんなふうだろう。化粧水をぬったら。クジラになって寝ることができたら、クジラとして夢がみれるだろうか。