2021/07/30

 家族旅行二日目。千葉はすごいぼこぼこしている。山があって海がある。滝も見た。妹が靴擦れであまり歩けないのになかなかワイルドな道を母がゆこうとするのでかなり強めに引き止める。家族といると10代みたいな感じになってしまうので、それが恥ずかしくて、だから長い時間いるのを避けるようなところがある気がする。お父さんが色々調べてくれた中に磯があった。行くことにした。小さい魚がいるねとか、カニがいるとか話しながらズンズン歩く。私とお父さん以外は展望台の方へ行ったみたいだった。こういうのがいいと思った。どこでもいいから家族で旅行をするっていうのはやっぱり意味がわからなくて、家族のことを知りたいならその話が聞けそうな場所へ言って、場所とセットで話をするのがいい。私のノリが悪くて、旅行にでも連れ出さないとということになったのかもしれないけれど。次どこ行きたい?と聞かれて、その時は答えられなかったけど、次旅行の話になったらそれぞれが案内できるような場所に少しずつ行ってみることを提案してみようと思う。父の実家が漁師をやっていて、あまりお父さんの話をされた記憶がないけど、今日は磯が父の知っていることとかを引き出していた。それぞれの持つポテンシャルが印刷されるようだった。


帰り道に住んでるところのすぐそばの道を通ってもらって、この河原をよく散歩しているんだと教えたりする。川が氾濫しても川向こう(東京側)へは流れないようにこっち(神奈川側)へ流れるように高低差がついているんだよと話す。税金の話とかをする。母も昔川崎に住んでいたことがあって、この道がここにつながっているとか色々言っていて、旅行で知らないところでなんか美味しいものを食べたりするよりもやっぱりそういう方がずっといいと思ったりした。